2017年12月23日土曜日、天皇誕生日の祝日に琴古流 紫波尺八同好会が主催する毎年恒例の尺八・箏のクリスマスチャリティーコンサートを紫波町オガールプラザ1階の市民交流ステージで開催しました。
前日からの寒波の影響で多くの雪が残り、その日もあいにくの冬空となっておりましたが、祝日ということもあり会場となったオガールは、同時にクラフト市なども開催されており、多くの家族連れなどで賑わっておりました。
毎年恒例の尺八と箏の合奏ということで、今回も昨年に引き続き生田流の千葉玉京師範にお越しいただきました。
演奏したのは、以下の曲です。(*リンクがあるものは演奏動画が見れます)
・大内山(作詞:高崎正風、作曲:高野茂)
・信喜楽 演奏動画を見る »
・雪の降る街を(作詞:内村直也、作曲:中田喜直)
・きよしこの夜(作曲:フランツ・クサーヴァー・グルーバー)
・越天楽
・六段の調 演奏動画を見る »
市民交流ステージは紫波町図書館の入り口なので、たまたま通りかかった方もなかなか聞くことがない尺八と箏の音に足を止めて聞いていらっしゃる方もおりました。
今回のコンサートの冒頭でもお話しましたが、尺八は非常に歴史のある日本古来の楽器です。
様々な楽器が登場し、さらにはデジタルが主流となった今では、尺八はなかなか聞く機会もないと思います。
ですが、非常に長い歴史がある尺八の音というのは日本人の心に響くものがあるからこそ、デジタルが主流となった今でも無くならずに残ってきているのだと思います。
またデジタルが広まっている今だからこそ、尺八のようなアナログな音の貴重性が増しているようにも思います。
実は、「尺八は前から気になっていたがきっかけがなかった」「尺八を吹いてみたいと思っていたけど、私には無理と考えていた」こんな方は以外と多いものです。
尺八に少しでもご興味があれば、玉山竹乗師範が講師を務める竹乗尺八教室を見学してみませんか?
教室見学のお申し込みは、「090-2607-3891」に直接ご連絡をいただき見学予約をお申し込みください。