平成28年12月25日(日)のクリスマスに、今、日本全国から注目されている施設でもある岩手県紫波町のオーガルプラザ内の紫波町情報交流館の市民交流ホールでチャリティーコンサート「尺八と筝の小さなコンサート」が行なわれました。
今回は紫波尺八同好会から尺八奏者12人でのコンサートとなり、とても迫力のある演奏となりました。
早速ですが、今回演奏した曲のリストはこちらです。
・越天楽(作曲:不明)
・荒城の月(作詞:土井晩翠・作曲:瀧廉太郎)
・ふるさと(作詞:高野辰之・作曲:岡野貞一)
・星めぐりの歌(作詞・作曲:宮澤賢治)
・雨降りお月さん(作詞:野口雨情・作曲:中山晋平)
・春の曲(作曲:二世吉沢検校)
・千の風になって(作曲:新井満)
・椿咲く村(作曲:福田蘭童)
・鈴鹿(作曲:兼安洞童)
・六段の調(作曲:八橋検校)
最初は、「荒城の月」や「ふるさと」などのおなじみの曲を演奏させていただきました。
そして今回は、宮澤賢治が作詞作曲した「星めぐりの歌」も尺八で演奏しました。
▽その時の動画がこちらです。
そして、今回のコンサートには、お箏の生田流宮城派の師範である佐藤美穂子先生にも特別出演していただきました。佐藤美穂子先生は、岩手県でお箏を指導されており、お箏を通じた様々な活動をされておられる方です。
もしお箏にご興味のある方は、竹乗尺八教室まで問い合わせください。
今回は「春の曲」と「六段の調」で、お箏との合奏をさせていただきました。
やはり、お箏の音色が入ると音色も華やかになり、通りかかった方で足を止める方もいらっしゃいました。
▽最後に演奏した「六段の調」の動画がこちらです。
今回のコンサートは、約1時間ほどの時間もあったので、たっぷり10曲ほど演奏することができました。
最初はまばらだったお客様も、最後には幾らか増えており、演奏の最後には大きな拍手もいただきました。
そして今回はチャリティーコンサートということもあり、募金箱を設置しておりました。
なんと、非常に短い時間ながら、10,000円もの寄付金が集まりました。
今回、集まった寄付金は、責任をもって紫波町社会福祉協議会へ寄付させていただきました。
この度の皆様の温かいお気持ち、本当に感謝いたします。
改めてですが、今回クリスマスというお忙しい中、来てくださったお客様には感謝いたします。
もしかしたら、このブログを後から知って今回は来れなかったお客様もいらっしゃるかと思います。
こちらのブログでは、コンサート情報なども公開しておりますので、今後はチェックしていただければ幸いです。
今年の活動は、このコンサートで最後となります。2016年は本当にありがとうございました。
2017年も、岩手県内での尺八の普及や尺八教室での後継者指導、またはチャリティーコンサートなどの社会貢献活動を積極的に行っていく予定ですので今後とも宜しくお願いいたします。