竹乗尺八教室の竹乗師範が代表を務める竹友社琴古流 盛岡竹友普門の会では、平成29年度吹き初め会が平成29年1月29日(日)午後1時から南部藩ゆかりの盛岡中央公民館大ホールで、尺八会員と琴社中、ピアノ・ヴァイオリンの先生方を交えた総勢40数名が集い、新春の和洋演奏により、華やかな中にも厳かに開催されました。
盛岡竹友普門の会は、設立から今年で第37年目を迎え、会員30数名が、日頃の尺八稽古の成果を発表するとともに、新春にあたり尺八の技量向上や会員の一致団結を誓いました。
また、琴古流宗家竹友社より川瀬庸輔先生や筝曲生田流宮城派の佐藤美穂子社中、ピアノの穂積宏子先生、ヴァイオリンの菊池昭子先生をお招きし、素晴らしい演奏で聴衆を魅了いたしました。
尺八だけの荘厳な雅楽曲の「越天楽」の演奏にはじまり、筝曲の「春の曲」、ピアノ・ヴァイオリンとの「若人よ進め、椿咲く村」の合奏、江戸時代に虚無僧が吹いた琴古流尺八本曲の「夕暮の曲」などそれぞれ、日本古来の尺八の幽玄な音色のすばらしさに心を癒され、楽しいひと時を過ごすことができました。
演奏曲目は以下。
・越天楽(雅楽曲尺八合奏)
・巌上の松(筝曲合奏)
・若人よ進め(洋楽合奏)
・一二三鉢返し(琴古流尺八古典本曲合奏)
・水は器(筝曲合奏)
・千の風になって(洋楽合奏)
・三つの景色(筝曲合奏)
・夕焼けこやけ・荒城の月 (唱歌尺八合奏)
・三宝御和讃・追善供養御和讃(ご詠歌尺八合奏)
・春の曲(筝曲合奏)
・星めぐり・雨降りお月さん(洋楽合奏)
・椿咲く村(洋楽合奏)
・夕暮の曲(琴古流尺八古典本曲合奏)
夕暮の曲
六段の調・曙六段(和洋合奏)
吹き初め会は、実は見学が可能ですが、実際にはほとんどの人に知られておりません。
おそらく、今回のブログを通じて初めて知ったという方もいらっしゃると思います。
毎年吹き始め会は行っておりますので、ご興味のある方は来年の吹き初め会にぜひお越しください。
また、今年もボランティア演奏やチャリティーコンサートなども多数開催する予定ですので、日程などについては、こちらのブログでお知らせしていく次第です。
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2月に入り、今は新年という感じではございませんが、改めまして今年も何卒宜しくお願い申し上げます。